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2016年12月09日

言葉の力


「保育園落ちた 日本死ね」

ちょっと前の話になりますが、今年の流行語大賞 ベストテンに入ったそうです。
そのことについて、つるの剛士のツイートが物議を醸してるとか...

彼のツイートは
『保育園落ちた日本死ね』が流行語。。しかもこんな汚い言葉に国会議員が満面の笑みで登壇、授与って。なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました。きっともっと選ばれるべき言葉や、神ってる流行あったよね。。皆さんは如何ですか?
ネット上ではかなり批判されてます。

あっ、遅くなりましたが、今日はちょっと真面目な話です(^_^;)。

ボクは彼と同意見です。
彼の背景とかは置いといて、上記のツイートだけに絞って言えばですが。
(これから書くことには反対意見の方が多いんだろうなぁ)


確かに「保育園〜」のブログの内容は、正しいでしょう。
そこに書かれた問題は無視されるべきものではないでしょう、本来は。

でもね、ボクの持論なんだけど、『どんな正論も、汚い言葉で吐いたらアウトなんです。
(親しい仲ならどうでもいいですが、顔が見えない相手には。お初の絡みならなおさら)

元々同じこと思ってる人間は大喜びしますよ「そうだそうだ!」って。
冷めた目で見れば、単なるストレス発散。
逆の考えの人には反感買うだけです。論破なんて絶対無理!
中立の人の理解もまず得られません。
ボクの経験では、今のところ例外はありません。
(ボク自身を見ても)

「日本死ね」を書いた人はいいですよ。個人のブログだし、誰かに理解を求めるために書いたわけでもないでしょうし、何書いても、どんな言葉で書いてもいいですよ。

ボクだって、無茶苦茶書いてるし。

ただ、その汚い文章を国会に持ち出しても議論にはなりませんよ。

そして、当時の民主党山尾志桜里氏がコレを持ち出した時のヤジ
「そんなの出すなよ」「誰が書いたんだよ」

これも後で、自民党平沢勝栄氏が某番組で言ってました
平沢勝栄議員、番組でヤジ謝罪。
ただし、ちょっといきさつを説明させていただきますと、このブログを山尾議員は、委員会の資料を、テレビに映すパネルに使いたいということを言ったんです。

――理事会で?

理事会で。理事会で協議して、OKを出さない限り使えないですと、結論はノーだったんです。なぜかと言うと、一つは、出所が明らかではないということ。出所が明らかでないのは使わないというのは委員会でのいままでのルールです。なぜかというと、出所不明のものが使われると誹謗中傷とかいろんなものに使われてしまう。

それからもう一つ、文章ですね。特にこの「日本死ね」というのは、例えば、子供の自殺だとかいじめかなんかに使われる言葉で、あまりにも言葉の教育にも影響があるんじゃないかと。理事会では、民主党を除くほかの党、共産党さんも含めて、これを資料に使うのはダメなんじゃないかという結論が出たんです。
出典:huffingtonpost 2016年03月10日


これも尤もな意見だと思います。でも、汚いヤジで言ったから理解は得がたい。

汚い言葉って、それだけで本来言いたいことの真意を失わせちゃう


汚い言葉の訴えってのは、単なるストレス発散にしかならない。

(ボクのブログで時折見せる汚い言葉は、はっきりストレス発散目的です)

このブログでかつて炎上した時も、汚いコメントには共感する人は少ないんじゃないかな?

最近はないですが、友人知人が、ネット上とかの議論で感情的に「このバカが・・」とか「〜じゃねえよ」とか言って悪態ついてると、残念だな、と思っちゃいます。
(対決姿勢でない場合は、汚い言葉も気になりませんが)



まぁ、そんなこと言ってるボクですが、昔は言葉に無頓着でした
理系人間のボクは、国語は苦手。
感想文、論文の類は「何が言いたいのかわからない」と書かれて返ってくることが多かったです。
仕事でも、技術屋なので文章より図で説明する方が多くて、そちらの方が喜ばれます。

そんなボクが転職した先は、デスクワークが多く、出張報告など書いても、
「報告になってない」「文章が幼稚だ」などと毎回言われ、書き直し。
ほとんど人格否定ぢゃないか!?と思われるくらい貶されました。
「この上司、いつかコロス」って内心思ってましたよ(^^;;

文章ド下手なボクも、貶されながら鍛えられ、成り行き上、技術論文や専門誌への技術投稿とかもやらされ、なんとなく(致し方なく?)文章力が付いてきました。

その後、紆余曲折し今の仕事を始めた時、ホームページを作る段になって、あの時の苦労が活きました。
(直前の仕事場での、鬱病になる程辛かった営業も、活きてます
どんな経験も、プラスにできない経験はない、と思うようになったのはそんな訳です)


そして、このブログも...
上手い下手は別として、書くのはそう苦ではありません。


このブログ、当初お手本にしてたのは、フリーアナウンサーの富永美樹さんのブログ
尤も、今はだいぶ、よく出てくるテーマやスタイル変わっちゃったけどね。


今は、こういうブログにしたい、っての全く考えずに書いてます。

ただ、前から気になってるブログが、タレント/女優の酒井若菜さんのブログ
彼女自身歴史小説が好きで、自身もエッセイや小説出してるだけあって、綺麗な文章です。
最新の記事「」なんか読んでても、ちょいと失敗でいいことずくめ、ってなんかほっこりしつつ前向きになれます。

こんな文章、ボクには到底無理だけど、人を幸せにできる文章っていいなぁ。
毎回の結びの言葉では「ごきげんよう」もいいよね。
ボクの「んじゃ (^_-)☆ /~~~」とはえらい違い(^^;;
(△これは、ブログ始めた頃、メールの最後に付けてたのをそのまま使用)

ちなみに、今まで一番感動したブログは、猫飼い始める前に読んだ、2012年一番感動したブログ:ジャーナリストの江川昭子さんの愛猫タレが亡くなった時のブログ
なんの飾り気もない淡々とした文章だけど、文章力のある人が書いた文はいいね。

ボクもそうだけど、言葉に救われたり、勇気をもらったりすることがあります。
逆に、重いものを背負って苦悩している人に、言葉でそれを軽くしてあげられたらいいなぁと思うことがたまにあります。

言葉って大事

それと、よく熟年離婚する人が、「何も言わなくてもわかってると思った」「どうせ言ってもわかってくれないと思った」とか聞くけど、やっぱり口に出して言わないとわからないことって多いし、言い方で伝わらないってこともあるよね。

言葉ってとっても大事

若い頃、言葉を大切にして来なかったボクが、今更って気もするけど...



ただ、言葉が力を持つには、受け取る側の能力も関係してくるようです。

友人に、見ててとても放っておけない!ってヤツがいます。
実際、いろんな相談受けます。
そいつのためにと、一生懸命アドバイスするんですが、人の話に全く耳を貸さない。
(なら、最初から相談すんなよ!って思うんですが)
で、しばらく経つと「ShimaQのいう通りになったよ」って言ってくる。
でもやっぱり人の話は聞かず、同じ失敗の繰り返し。orz

一方、こんな友人もいます。
ツイ友仲間で飲んだ時のこと。
2人だけ早く着いたので、先に飲み始めました。
(みんなが揃うまで待とう、なんて考えるヤツァ、ボクの仲間にはいません)
そのツイ友さんは、世界的な大企業を早期退職し、次に向かっての準備中の方でした。
ボクは、今まで出会ったとんでもない人間のことをずっと話してました。
まさに、管を巻くって感じで...( ̄O ̄;)

で、次に会った時、この前貴重な話を聞かせてもらって、とお礼を言われたんですが、お礼を言われるようなことは話してないので、ただの社交辞令と思ってたんですが、その後も、「迷いや不安があったんですが、ShimaQさんの話を聞いて、一歩進むことができました」みたいなことを...
なんも、アドバイス的なことは言ってないはずぢゃが。

その頃、こんな記事を読みました。
尊敬する野村克也氏のインタビューです。
楽天イーグルス躍進! 野村克也が語る「一流プロの化かし合い」
====前略====
・・・気づくことのできる人は、夢や希望、向上心、自分はこうなりたいという思いを根っこに持っている人です
==攻略==
2013年11月22日 プレジデントオンライン
ボクが管を巻いたツイ友さんとダブりました。
気づける人って、アドバイスでもなんでもない言葉の中にも、自分のプラスになる言葉を見つけられるんだなって。(でも、あの時のくだらない話の何が良かったのか、いまだに謎ですが)
逆に、受け入れ準備のない人には、どんなアドバイスも届かない。

言霊って言葉があるけど、言葉に霊が宿るのは、その言葉の使い方や、受け止め方によるんだな、と


いつもの様に、支離滅裂文章になりましたが、冬至も近づきつつある長い夜に、「保育園落ちた日本死ね」の流行語大賞から始まって、言葉の力について、いろいろ考えてみました。




大半は、前から感じてたことまとめただけだけどね
んじゃ (^_-)☆ /~~~



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posted by ShimaQ at 23:50 | Comment(4) | 世の中
この記事へのコメント
ShimaQさん こんにちは

自分も一票です。あの言葉が流行語大賞の枠に入るのは
何故だろうと感じてました。
ただそう思うだけで、のど元過ぎれば・・・の通りこのブログ読むまで忘れてましたね。
最近の若者(若者だけじゃないか?)しゃべるのではなく
sns等で文章に接する機会が多いから文章力が着くのかと思いきや逆の様な気がします。
言葉、文章とはやはりきちんとしたお話が出来ないとかけないのでは無いかと・・・
自分も仲間内や親しい人と会話する時と、目上の方や仕事上のお客様との会話では意識して変えるように心がけてますが、まだふとした瞬間に出てしまうことがあるので反省です。

支離滅裂な文章になってしまいましたが、この回のブログで、少し普段の自分を考えさせられました。
有難うございます。
Posted by hooligan at 2016年12月10日 08:21
また面倒くさそうな人が担いでるネタに突っ込みますね。(笑)
言葉ですが、これ調べたこともないです。タイトル見ただけでみる気が失せました。
インパクトだけは有るのは認めますが。。
で、今更気になったので見てきました。言わんと、する事は同意ですが人に意図を伝えるならちゃんとした言葉がいいと思いますが、読んで貰うためにはタイトルにがいんは必要なのかも知れませんが、週刊誌とかスポーツ新聞みたいなやり方ですね。

で、つるのさんの意見に私はかなり同意します。
批判先の政府が満面の笑みで受賞とか。。少なくとも発信者の意図は通じてないすよね。政治家の間抜けっぷりに涙がでますよ。ほんと。。日本の代表者。。orz

で、話は戻って、これ。。少なくとも新語や流行語じゃないですよね。幼稚園不足のネタに乗りやすいからって、マスコミが持ち上げてただけでは。。と思います。話題にはなったのかと思いますが、一方的にマスコミが発信するのは流行語じゃないかなと。
毎年思いますが、流行語大賞って一部の審査員による思想誘導だと思ってます。毎年、かなりの違和感があります。
逆に、ユーキャン○○と思います(^_^;
Posted by しげ at 2016年12月10日 09:20
hooliganさん、コメありです。

SNSなどで、文章書きなれてる、っても、「きちんと伝える」ことをしないで「伝わる人にだけ伝われば、わかってくれる人にだけわかって貰えばいい」って、スタンスなんだと思います。
私のブログもそんな感じです。ただ、hooliganさんおっしゃる様に、場面場面で会話を変えるのと同様に、書き方も変えないと、って思います。
相手見て威張ったり、おべっか使ったりという変え方ではなくて、普段使いと、正式使いとか...。

> 少し普段の自分を考えさせられました。
考えることはいいことです。頭も体も使わないと錆びちゃうからね(^^;;
Posted by ShimaQ at 2016年12月10日 17:54
しげさん、コメントありがとさまです。

> また面倒くさそうな人が担いでるネタに突っ込みますね。(笑)
この癖、一生治らないかも(・・;)

コレ、書いた人はどうでもいいんです。有名人や有名ブロガーなら別ですが、一般人のただの毒吐きブログですから、ボクのも似たり寄ったりだし。
コレを国会に引っ張り出して、流行語にしたのは、民主党の山尾議員で、表彰式に満面の笑顔で登場したのも彼女でしょ?
タイトルと文章がインパクトあるから使ったんだろうけど、それは議論の本筋から違うところ。
邪道も邪道!

それを言葉尻だけで、大々的に報道したマスコミも同罪。
それに乗っかったユー○ャンも審査員も同罪。
因みに、大賞は「授賞式に来てくれる」が絶対条件らしいです。
そんなしょもない大賞を、毎年取り上げるマスコミのレベルも(T ^ T)
Posted by ShimaQ at 2016年12月10日 18:09
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