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2018年03月01日

平昌オリンピックひゃっほ〜〜い!その3


平昌オリンピックについて、あぁだこぉだ書いてますが(その1その2)、今回で最後となります。


前回、“絶対王者”について触れました。

日本にも、世界が認める絶対王者!
一人は羽生結弦(今回も選手名は敬称略で)!

そして、もう一人、今大会、最も心を震わせた選手。



そうです、小平奈緒選手!!

(やっぱ、敬称は略せないわぁ)


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もうね、TVの前で、でっかい声で応援&「やった〜〜ヽ(^。^)丿」
ご近所さん、毎度すいません

一言で言うと...
カッコいい。
と〜〜にかくカッコいい!



国内外で500m24連勝中の、圧倒的金メダル最有力。

さらに、「ホントは引き受けたくなかった」という日本選手団の主将!

主将は金メダルを取れないというジンクス(あの吉田沙保里でさえ...あの時の「主将なのにごめんなさい」という涙は辛くて見てられなかったね)も加わったもんのすごいプレッシャーの中、
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オリンピックレコードで、ガッツポーズ♪

プレッシャーとかジンクスとか関係ないね!
と思わせる見事な金メダル。


このガッツポーズの後、観客の声援に応え、そして口に指を当て直後に滑るライバル・イ・サンファへの気遣い。

メダル確定後、サンファの近くに。

イ・サンファも地元開催でオリンピック3連覇を期待され、そのプレッシャーたるや、ハンパじゃなかったろう。

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そのサンファも視界に小平が入ると自ら近づき
(ボクには、負けたサンファの方が近づいて行ってるように見える)
泣き崩れそうなソンファを小平が抱きかかえる。

勝った方からでなく負けた方から近づいていくってなかなか出来ることじゃない。
韓国の選手って、サッカーやバスケの試合見てると、汚いプレーが多く(フェアプレイとは程遠い)、あまり好きじゃないけど、このサンファ選手は、素晴らしいと思ったね。


この二人、ライバルであり、親友でもあるらしい。

ホント、こんなライバル関係って、素敵だね。



前回のソチオリンピック、当時の王者、そのイ・サンファに惨敗した小平選手。
僅差の惜敗ならともかく、彼女からしたら惨敗と言っていいような結果。
「もっと強くなりたい」とか、「次こそメダル」でなく
「(ずっと前を行ってる)サンファに勝ちたい!」と、単身オランダに武者修行。

練習方法は自分でアイディアを出し、コーチも練習パートナーも自分で決めてるらしい。

全て自分で考え、決め、行動して結果を残す。
それでいて、「お世話になった人、一人一人にお礼を言いにいきたい」と。

とにかくカッコいいよね、生き方が!

年齢的にも31歳と、この世界ではベテランということらしいけど、4年後も頑張ってほしい。
というか、その素晴らしい生き方を貫いてほしい。見せてほしい。
そんなことを考えるおぢさんであった。



で、スピードスケートの話繋がりで、女子パシュートのことも書いちゃお。

前々回、フィギュアスケートの様に、個人の成績を足しただけの団体戦ってのはどうなのよ?って書いたけど、
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パシュートは陸上の400mリレー同様、個人の走力+αの技術で勝利を勝ち取るという、いかにも日本的なスンバらしい勝利でしたね。

メダリストをズラッと揃えたオランダを打ち破って、ホント胸がスカッとする勝負でやんした。


このパシュートも、ソチでの惨敗組だよね。

高木姉妹の、一方がオリンピック出た大会はもう一方は悔しくて悔しくて素直に喜べなかったってのは知ってたけど(カーリングの吉田姉妹もしかり)、直前に見たNHKスペシャルでこのパシュートチームのことを詳しく知りました。

このソチでのオランダチームからの惨敗を受けてナショナルチームを作り、オランダからヨハン・デビット・コーチを招聘。
さっき、技術で個々の力を上回るってのが日本的って書いたけど、その技術重視ってのが、日本の弱点でもあるらしい。

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ヨハンコーチは、データを示しながら、徹底的にフィジカル面も鍛え上げる。

そして、メンタル強化も。

強いチームの指導者がやってくると、この勝つための練習と考え方を徹底的に叩き込まれ、チームが変わっていくのは、日本の場合は多い。
4年前の女子アイスホッケーの時のカーラ・マクラウド氏や、ラグビー日本元監督のエディー・ジョーンズ氏の様にね。


金メダルを勝ち取った4選手も素晴らしいけど、このヨハン・デビッド・コーチが最高の殊勲賞だろうね。

そして、あまり表に出てこないけど、ソチ・オリンピック後、すぐにナショナルチームを作り、ヨハン・コーチを招聘した、スピードスケート強化委員?が陰の真の功労賞だと思う。
日本スケート連盟の湯田淳スピード強化部長にあたるのかなぁ?

その湯田さんが力を入れていたスピード科学スタッフ。
パシュートの一糸乱れぬ隊列や、速度変化のない先頭交代は彼らの解析の賜物。

湯田強化部長は、ソチ後に「金1を含むメダル4」としていた目標を、平昌直前には「複数個の金を含むメダル4」と上方修正し、結果は「金3を含むメダル6」だよ。
さぞ、鼻が高いことだろう。
メディアはあんまり扱わないし、湯田さんも出てこないけどね (^_^;)

湯田さん、まだ45歳っちゅうことだし、ヨハン・コーチは自分が去った後も強くい続ける指導をしてきたとのことだし(日本スケート連盟とは再契約したけど)、日本のスピードスケートの未来は明るいね。

(スケート連盟自体は、特にフィギュアの方は、ソチの時の対応は最悪だったらしいけど)


平昌オリンピックは、いつもはあんまり注目してないスピードスケートに大興奮しちゃった。
強いと注目するよね。



って、ミーハーなShimaQ でありました f(^_^;)
んじゃ (^_-)☆ /~~~


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posted by ShimaQ at 22:02 | Comment(2) | スポーツ(観る方)