以前から、ちょぼちょぼ告知して参りました飯能市の、子の権現(ねのごんげん)に、昨日行って参りました。
全ての坂好きの方々に...
「あんたたち、頭おかしいでしょ?」
と、言いたくなる位、こてんぱんにやられました。
いつもひとりぼっちで、自転車乗ってる私です。
誰かと一緒に走るのは、今回で3回目。
2人で、4人で、と続き、今回は...
先日参加させていただいた Viaggio Cycling Club のメンバー
今回のライドの企画者のISAMさん、普段は荒川や江戸川を走られてる、坂初心者のしげさん、hooliganさん、NISさん(この3人とは前回荒川CRで走りました)、MITさん、SEIJIさん、Tsuyoさん、ゆうきさん、名古屋からご参加のクライマーTREKさん、そしてボクの10人。
ご存知のように、ボクは、いつも坂では半べそかきかき、避けられるものなら避けてきた坂。
そんなボクがなぜに武蔵4天坂のひとつ、子の権現に?
だって、メンバーの中で、子の権現に一番近いのボクだし...(゚o゚;;
他のメンバーにも会いたかったし
あと、怖いもの見たさと
渋々...(-。-;
飯能まで車で行きます。

飯能市役所での、待ち合わせ。
車で、輪行で、続々と集まってきます。
半分は初対面です。
9時ちょい過ぎに出発します。

10人でトレイン走行
流石に壮大ですね。
遅いボクが最後尾を走ると、千切れて行方不明になる恐れがあるので、後ろから3番目くらいを...
後ろを走るしげさんが、写真を撮ってくれてました。
すぐ前の青いジャージがボクですね。

山の方に入っていくと、こういう小川が流れてます。
山に行くと、こういうせせらぎがいいんですよねぇ。
坂さえなければ(~_~;)

前日までの長雨もあり、コケなどもあり、路面も滑りやすくなってます。
ということも、あまり考えず走っていきます。

すると、前の方でメンバーの1人がスリップダウン。
本人に怪我はないようなので、自転車の調整(STIなど?)をして、出発。
徐々に坂がきつくなってきます。
そういえば、スタート時に今回のライドを企画し案内してくれる子の権現経験者のISAMさんが
「ラスト300mの激坂までに力使い尽くしちゃうと、激坂きつくなるんで...」
みたいなこと言ってましたが、
「ボクのように力使い尽くさなきゃ、激坂手前までたどり着かない人間はどーすればいーんですかっ?」
の質問は軽くスルーされました。(^_^;)
坂がきつくなってくると、蓄えた力が徐々に蝕まれていきます。
ボクの場合、最後まで足をつかずに登り切るのは到底無理だけど、ラスト300mの手前まで、足はついても、押して歩かずに行ければ万々歳。
今日は、1km位前で休憩の予定とのこと。
そこまで、足付き無しで行くことを目標にしました。
どんどん足の残量がへっていきます。
今までほとんど使ったことのないインナーロー(32Tにしてます)で、ゆっくりゆっくり(時速7〜8km/hで)登っていきます。
足着きて〜〜!
でも、着きたくね〜〜〜!
心の葛藤が、声に出てしまいます。
後ろから仲間が迫ってくる気配が!
仲間かと思ったら、別のクライマーさん達。
「凄いですね」
声をかけられる。
クロスバイクで激坂に挑戦してるのが凄いのか?
こんな年で挑戦してるのが凄いのか?
そんな事考える余裕もなく
「その自転車にロープで繋いで、引っ張ってって〜〜」
なぞと、訳の分からぬ返事。ww
そして、足売り切れ御免、在庫待ち1週間状態で、遂に足着いちゃったorz
200mほど、敗北感に包まれ、降りて押して歩きました。
気を取り直して、また登っていきます。
2つ3つコーナーを曲がると(300m位?)、先に着いてるメンバーが見えます。
なんだ、あとちょっとだったんだな。
知ってたら、最後の力振り絞って登り切れた?
いやいや、それやったら、休憩地点にたどり着いた時点で、溶けて土と同化してしまい、サヨナラです。(~_~;)
皆が揃ったところで、最後の数百mに向け、1人2人と登っていきます。
続いてボクも...

もう、足はすっからかんです。
コーナーを2つほど曲がって、足着いちゃいました。
しっかり、写真も撮っていただいておりました。(^_^;)
降りて押して、また跨いで漕いでをして、
着きました。

最後の300mの案内板。
この辺、頭が真っ白状態で、記憶が飛び飛びです。
この先、跨いで再挑戦なのか?
続けて押して歩いたのか?

この激坂の前で暫く立ち尽くしたのは覚えてます。
そういえば、スキーでコブコブやテカテカの急斜面手前で、立ち尽くすスキーヤーの渋滞を思い出しました。
あんな経験、自転車に乗ってても...
この激坂を押して登ってから、自転車に跨り漕いで行きます。
なんとか、峠に到着!!
もう、息も絶え絶え、足はふらふら...
峠に何があるのか?なんて、全然考えてなかったけど...
おみやげ屋さんや神社?やら
入っていきます。

足腰強くなるお守りゲット!
羽村の阿蘇神社の自転車お守りと合わせ、これで自転車ライフ万全ぢゃ!

でかいわらじ!(゚o゚;;
ここ健脚の神様なのかな?
ここまで、足つかずに登ってこれる脚が欲しいな。

景色もえ〜〜ど〜〜
ここで、ゆっくり休憩して...
のはずが、出発する頃になっても息上がってるボクって(T ^ T)

子の権現を反対方向に降りて、次の休憩場所は、正丸駅

hooliganさんが、こんな看板見つけました。
まさにっ!!
いやいや、なめてたわけぢゃないけど、想像以上に手強かったです(T ^ T)
さぁ、ここから、もひとつ峠があります。
正丸峠です。
子の権現でお腹いっぱいなのに、もう峠はいらないよね。
さっきの子の権現に比べれば、それほどキツくないはずの坂だけど、もうボクの脚は既に完売御礼!在庫待ち1ヶ月状態なので、脚が全く動きません。
降りて押した方が速くね?状態でも、ジタバタあがいて漕いで行きます。
この時のボクは、もうほぼ死神状態だったと思われ...

ぉお!メンバーの1人が、滝のそばで!
ボクもマイナスイオンを浴びるため...
も一度言います、マイナスイオンを浴びるためです!!
脚着いて休むためではありません!
ただ、一度足を着いてしまったら、張り詰めていた糸がプツンと...
この後、もう一回足着いて、その場で暫し亡霊のように抜け殻になってました。
なんとか、正丸峠制覇!
いや、制覇とは言えないなorz

何はともあれ、この景色!
これがなきゃ、絶対、坂なんか登らないよね(^◇^;)

結構、ローディーさん、たくさんいました。
知らない人のロードバイクと一緒にパチリ。
さぁ、後は下るだけ...
と思ったら、まだちっちゃいなんちゃら峠があったよ。
そこを越えると、下り坂。
山を降りたあたりから、みんな、飛ばす飛ばす!
前のメンバーの背中がどんどん遠のいてく。
ボクは、それこそあらん限りの全速力!
山登ってるのと同じくらい腿の筋肉使ったよ。
休憩場所で、「坂登るのと違って、平地は楽だ〜」という声があちこちで聞こえましたが、死を覚悟で訴えましたとも
「みんなぁ、はえ〜〜よっ!!」^^;
そこから、ちょっと走って

本日のメインエベント〜〜〜
レストラン HAMA でステーキ丼♪
胃がちっちゃくなってるぼくは、120gのとろ〜り卵付きを!
大変、美味しゅうございました。
本日の行事は終了。
後は、10km位走って飯能市役所に戻って解散です。
帰路、ぼーーーっと、
「まぁ、死ぬ思いするほど大変だったけど、大きな事故もなく、怪我人病人もなく、パンクなど自転車がアウト!もなく、良かった良かった」
なんて、考えながら走ってると...
あにゃ?
あにゃにゃ?
あにゃにゃにゃにゃにゃ〜〜??
なんか、振動がでかくなってきたぞ。
そんな路面?
と、今度はハンドルがすごく重くなってきた。
ちょっ!ちょっ!
ゆっくり道の端に停めて、タイヤに触ってみると、
パッ、パンクだ〜〜〜

まさか、ボクが(゚o゚;;
今回のライド、内容てんこもりで、これ以上ブログネタ要りませんから〜〜〜

先を走ってたみんなも戻って来てくれて、
飯能市役所の駐車場に戻って、各々、後片付けと談笑。

本日のライドは、63.5km
平地の63kmの100倍疲れました。

Stravaのログです。
が、昨日気づいたんですが、iPhoneでデータ取ると、獲得標高がガーミンなどのサイコンの獲得標高の倍以上出るみたいです。
なので、今日の獲得標高、900m位です。^^;

反時計回りです。
子の権現は、激坂のある南コースからです(^_^;)

2つ目のお山は要らないよね。
って、避けて通るわけもいかずorz
今回のライドのReliveはこちら
おそらく、1人だったら途中で折り返してきたであろう長い坂、激坂!
でも、仲間と走れば、どこからか力が湧いてくるのだ!
TREKさんに、坂を“休みながら登るダンシング”も見せてもらえました。
教わったらすぐできるって代物ぢゃないけど、練習してモノにしたい技だよね。
自重筋トレとタバタ式トレーニングと、近くのお山で鍛えて、武蔵4天坂とか、足つかずに登れるくらいにはなりたいな。
色々あっても、自転車、たっのし〜〜いね〜〜♪
さらに、仲間とのグループライド、楽しさひゃくばいっ!!ヽ(^。^)丿
でも、当分、激坂には行かないけどね。
んじゃ (^_-)☆ /~~~
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