我が家には2本の松がありますが、ほとんど松のわかる人の手を入れず、超ド素人のボクが時々気まぐれに邪魔な枝をバッサリやる程度なので、見苦しいこときわまりない状態でして....
以前、とりあえず、あまり高くなりすぎて手が届かなくなってはいけないと、幹の上の方をばっさりやったことがあるのですが、手が届こうが届かまいが、放ったらかしにしてるボクです(__;)
で、向かいのご主人に、「春になったら、シルバー人材の人方に教える(実践講座?)のに、あの松を使わせてくれないか?」
と頼まれたことがあって(ちゃんと手入れしてる松よりは、放ったらかしの松の方が勉強になるとのこと)、こちらにとってもありがたい話しなので快諾したのです。
ボクも、松の木の手入れ方法、知りたかったんでね。
で、あっちゅう間に、春!!
本日、先生(向かいのご主人)と生徒さん、計4人来てくれました。
シルバー人材でお庭の手入れの仕事しても、なかなか松は触らせて貰えない、とのこと。
皆さん、張り切ってました。
ボクも、ドキドキ、ワクワク。
聞いたことはiPad のメモ帳に(._.) φ メモメモ

さて、暴れ放題の我が家の松ですが....
下から見ると、こんな酷ぇ松です。
2本あります。

さぁ、始めますよ。
皆さん、きっちり、地下足袋、ヘルメット、安全帯着用です。
いわずもがな、安全第一!!!です。
怪我をしてはなんにもなりません。
今日の手順、色々、教えてもらったことを備忘録♪
- まんず、枝の上に乗っかっちゃってる、枯れ葉を落としましょう
- 枯れてる枝(この時期に葉が付いてない)は根元から切っちゃいましょう
- 先頭(てっぺん)になる枝を決め、他の太いのを切る。
あんまり寂しくなるときは、少し根元を残し、来年(残る枝が大きくなったら)ざっくり切る。 - a.上に伸びる太いのは切っちゃう
b.下に垂れ下がってる枝も切っちゃう - 戻り枝は切っちゃう
- 平行枝は、どっちか切る
枝の切り方(残し方)はこんな感じでしょうか?
その他は...
- のこぎりで切る時は、反対側にちょこっと切れ目を入れる(そうしないと、枝が折れた時に皮がむけちゃう)
- 芽は摘んどく
- 幹に当たってる枝は、その部分が凹んでしまってるので切る
- 葉が付いてるとよく伸びる
→ 枝間の間が延びる
→互い違いの枝付きにできない
なので、葉はむしっとく。むしる時は下から上に引っ張る(でないと皮がむける)
こんな所かな?

午前の部、終了。
大きい方の松が、形になってきた。

ビニール袋に詰める時は、袋の中にこんな風に段ボールを入れるとやりやすい。
これは知りませんでした。
いいこと教わったヽ(^。^)丿

散髪みたいに、1回でビシッと決めるのは不可能なので、将来を見据えて、「樹を作っていく」ということらしい。
最低3〜4年、まぁ5年くらいかけて手を加えていくと立派な松になる、という感じの様です。
今日来られた皆さん、出来たら毎年来て、この松で続きを練習させて欲しい、とのこと。
勿論、大歓迎です。
ボク自身は「覚えること、いっぱいありすぎて....練習あるのみ!ぢゃ!」
と思ってたけど、皆さんがまた来られるまでにボクがやる(練習)ことと言えば、9.の芽を摘むくらいの様。
それより、松に負けない様に、周りの椿だとか沈丁花とかをもちょっと綺麗に剪定しとかなきゃね
んじゃ (^_-)☆ /~~~
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