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2011年03月07日

超遅ればせながらなのですが.....深町純氏 追悼

 
 
 
日曜の深夜、youtubeをサーフィンしていたら、
 
昨年の11月22日に、深町純氏(以下、敬称略)が他界されたと.....
 
 
 
深町純と言えば、日本のシンセサイザーの先駆者!
 
東京芸大を卒業間際に「音楽とはもっと血湧き肉躍るモノ」と言って、自主退学した奇才!



ここでは、「音楽は人を癒せない」と言っています。


'80年の彼のアルバム「Quark」のライナーノートにアドルフ・ローズの言葉が引用されています。

「家はあらゆる人を満足させるものでなければいけない。美術品はいかなる人をも満足させる必要はない。(中略)
美術品は、人々を慰安(満足)から引き裂くことが望みである。(後略)」

この後に彼の文章が続くのだけど、彼の文は非常に難解で、ボクなぞにはとても理解が出来ない。




まぁ、ライナーノートは難解だが、彼の音楽は、まさに“血湧き、肉躍る”ものでした。




初めて彼を知ったのは、井上陽水のセカンドアルバムの「夜のバス」。音だけどうぞ▽


とても、フォークソングのアレンジとは思えない斬新な編曲。
しかも、1972年の音。


そして、大ヒット曲「心もよう」のB面の「帰れないふたり」でのピアノ。


そして、深町純にのめり込んだのはこコレ!▽'78年の放送
ニューヨークのスタジオセッションマン達と作ったフュージョンアルバム
「on the move」に入ってる「Departure In The Dark 」名曲です。
(アルバムバージョンはもっとかっこいい)


初めて彼を見たのは、'80年頃、今はもう無くなってしまったお茶の水日仏会館ホール。

当時、人気急上昇中のカシオペアとのジョイントコンサートでした。

YAMAHAのキーボードの発売記念かなんかで、メインはそのキーボード。

そのキーボードを使ってのコンサートという訳なんだけど、いやぁ、素晴らしいコンサートでした。




その後、十数年が過ぎ、深町純はフュージョンから、ピアノソロの即興演奏へと、活躍の舞台を変えていました。

そんな彼の演奏を見に行ったのは、たしか、六本木のPIT INNだったと思います。'93年頃だったと思います。


ピアニストにしては、ホントによくしゃべる人でしたね。



その後も、いろいろなところで即興演奏をしていたようで、

もう一度、彼のピアノを生で聴きたかった、という思いで一杯です。



これからは、CDやyoutubeでしか彼の演奏は聴けませんが、ボクの中では、かなり音楽の中心をなす方です。

これからも.....







遅ればせながら、ご冥福をお祈りいたします。

では ( ー人ー)|||~~~


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posted by ShimaQ at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽/映画