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2010年07月15日

事業仕分け!とか、増税!とか

 
 
 

今日は、前から書きたかったことを書きます。


 
読む方によっては、あまり、耳障りのいい話ではないかもしれません。


 
それでも、何かを伝えたいとか、知ってほしいとか言うんじゃなくて、どうしても書きたかったので、書きます。


 

 

 

 
事業仕分け、これまで2回やりましたが、あんまり評判よくないですね。





単なるパフォーマンスとか言う人もいるし。



でも、ボクはそうは思いません。



勿論、決定事項に何の強制力もないとか、民主党自体が放送されることを意識しすぎてるとか、報道の仕方が歪曲されてる(かなり酷いマスゴミ)とか.....


色々あります。





一番の問題は、予算削減=単に事業の根幹部縮小 になってしまうんではないかと思われること。


本来、予算が削減されたら、その事業内で「経費仕分け」が行われてしかるべきなんだけど、余計な人件費とかに手をつけずに、大事な部分を削って、単なる事業縮小で終わってしまうみたいな。



民間企業なら、当たり前の話しなんだけど、どうもそうならないのがお役所と言うところらしい。







、本題に入りましょう。







ニッポンの国債発行(国の借金額が)が毎年40〜50兆超円


一方、2回の事業仕分けで削った予算が、1.7兆円 + 0.35兆 = 約2兆円

仮に消費税を10%に上げても、約10兆円の税収増。





はっきり言って、焼け石に水です。



じゃぁ、どうすればいいのか?代替案もナシで批判ばかりか?



はいはい、そうです。為す術なしです(笑)。



というのも、ニッポンの行政には、大きな問題を孕んでいます。



「ニッポンの」って、外国はよく知りませんが、少なくとも、民間企業や、家計のやり繰りなどと比べてと言うことで、感じることを書きます。
(なにせ、政治・経済に疎いもので、以下、疎い者の言葉としてお読みください>^_^<)



これは、ニッポンの行政だけでなく、地方行政にも当てはまるケースかもしれません。



1.お金、もしくは票欲しさの議員が、それと引き替えに必要のない公共事業を捻り出す。現場(役所)ではお役人たちが、天の声だからと、実現できるように話を進める。一応検討するようだが、初めかっら答えが決まっているので、こじつけに近い。時には捏造もする。

2.お役所では、より多くのお金を使った人間が、結果的に昇進する。

3.どんなに無駄な予算だとしても、使い切らないと上司に怒られ、仕事がやりづらくなる。

4.予算をつける場合も、必ず移動というものにより、最後まで関わる訳ではないので、将来的なことで言えば、実にいい加減。自分がいる間のことしか考えてない上、移動する時はろくな引き継ぎが行われない。



1.は明白、

2.〜4.は実際、役所の人間に聞くと「なんでわかる?その通りだよ」と言われる。



これは、民間企業や、家計のやり繰り、お小遣いの使い道とか考えると、通常あり得ないこと。

資産家の金の余ってるセレブとかでは、あるかもね?

ただ、ニッポンの(地方行政でも)財政はセレブの家計とは真逆。



上記のようなところにいて、それをフツーと思ってる議員やお役人も、自分の家庭に帰れば、こんな馬鹿なことはしない。(金余りの議員とか、天下り役人とかは別ですよ)





なぜ、こうなるのか?



ひとえに、使う金が自分で稼いだ金でないからだと思う。



自分で稼ぐ = 税金を巻き上げる って、意味ではなくて....



稼いでないことを批判するつもりはない。


当たり前だ。






ただ、







民間企業でも、一般家庭の家計でも、贅沢はできる。

でも、そのためには、より稼がなきゃならない。

いっぱい稼げば、贅沢も許される。

その稼ぐ苦労を知ってるから、無駄遣いはできない。



お役所の収入は、税金という制度で自動的に入ってくる。



使っても使っても、入ってくる(と、思ってる)

だから、まず第一に、自分たちの取り分を確保することに執心する人間も多い。天下りとか、なんちゃら手当とか。



独身手当独身手当―公務員のトンデモ給与明細
  (新潮文庫)



この本読むと、その内情に呆れかえる。


(著者は、先の参院選に立候補したが、ちょっと調子に乗りすぎたね(爆))




例えば、いつも批判の対象の、議員さんや公務員のための、都心ど真ん中の超破格のお住まい。



有事のために駆けつけるため、との話しだが・・・・

実際、ボクの友人(彼はとてもまじめで、偉くなっても威張ったところがなく、とても大好きな友人だ)は、災害対策的な部署なので、大雨とかだと出動するらしい。大変そうだ。

ボクもゼネコンで河川工事してた頃は、大雨が降ったり、フェンスが倒れたっちゃぁ、現場に走ってたので、気持ちはわかる。



ただ・・・・・



*******************「独身手当」より
'05年7月23日土曜日、東京に地震が起こり、足立区では震度5を記録した。このとき、実際に何人が登庁してきたかを尋ねると、
「人数は機密事項に当たるので答えられない。適切に参集した」(内閣府安全保障危機管理対応担当者)
*******************

機密事項ってありえなぇだろう?

恥ずかしくて言えないのは明白。

上記の本を読んでて、たまげた箇所には、

「こりゃブログで公表だぁ」って折り目つけてたら、折り目だらけで収集付かなくなっちゃった。

で、とりあえず、一番最初の折り目を載せてみた。



なみに・・・・・・


公社に勤める友人の話を聞いてると、都から出向してきた連中がちょっと、それ、筋違いじゃないの?ヤバイんじゃないの?・・・・・

って、そんなの許されるのかぁ?

ってことやってる。

(自分でやらずに、部下にやらせてる)





「『噂の東京マガジン』とかに教えてあげれば、喜んで飛んでくるよ」

というと、

「ダメダメ、全力を挙げて、犯人(通報者)捜しが始まるから」

って(爆)



とにかく、自分たちの権利を守ることが、第一優先みたいだ。



一応、定年間際の人間は、そんなヤバイ仕事はしないらしい。

クビになったら、何千万という退職金がパーになるから。



既に何千万と受け取っちゃった、60過ぎの嘱託はやりたい放題らしい。



友人には、「そんな仕事に関わったらヤバイから、やれと言われても、ちゃんと理由を言って断れ!」とアドバイスしてるが・・・・。








話しはって・・・・



事業仕分け後も、雨後の筍みたいに、なんたら法人が生えてきてると言う。



自分たちの食いブチを確保するのに必死なようだ。



ちょっと、言い過ぎかもしれない。



でも、果たしてどれだけ

「国民(市民)から徴収した税金を、有意義に使う」

ということを意識して、その信念に基づいて働いているお役人、議員がいるだろうか?




役人、議員になった時は、そういう使命感に燃えていた若者も、いつのまにか周りに洗脳され、「そんなこと言ったって、現実には・・・・」となってしまってるんではないだろうか?





ニッポンの消費税は現在5%。





ニッポンのそれは、諸先進国にあっては低い方だ。



増税論が高まっている。



正直、ボクは消費税は、食料などの生活必需品以外は



10%でも、北欧並みに20%を超えてもいいと思っている。



〜〜〜〜し、





但しだ、



国民、市民が納得のいく、有効な有意義な使い道ならの話しだ。



今みたいな状況では、鐚一文払いたくないっ!ってのがホンネ



で、話しは冒頭に戻る。



事業仕分け。



議員もお役人も、国民から預かった大事な税金を

国民の納得のいく有意義な使い方をするために、

あそこで、目的を説明し、無駄がないことを公表する必要がある。



そして、少しでも、上記の内包する問題を解消する意識を持ってもらうためにも、事業仕分けは必要だと思うのです。



勿論、事業仕分けしたくらいでは、意識改革にはならないという意見もあるでしょうが、他に現実的な方法がない。



何もせず、自浄作用でなんて、絶対無理。




政治で、ナントカしようっても、どうなんだか?

まっ、やるとしたら、労組の力減少化ですかな?

先頃破綻したJALの労組にしても、同和関連にしても、日教組にしても

当初は、不当に扱われている労働者の確保という、健全な目的で作られた労組も、

変に力を持ちすぎると、権利ばかり、しかも非常識な権利ばかり主張するから、百害あって一利無しになってしまう。

メスを入れるとしたらこの辺か?

後は30年位して、「公務員って厳しいらしい」と言われるような仕事になるのを待つか?


どゆ意味?って?


アンケートに依れば、今、公務員は若者の人気職種のトップ

 ちなみに、衆議院議員の小野寺五典氏の言葉
 「これは危機的状況です。世界中の国で、トップの人気が公務員というのは、社会主義、共産主義の国を探しても少ないのではないか?」(上記「独身手当」より)

でも、今トップと言うことは、30年後には確実に人気が無くなる業種。

炭坑にしても、化学繊維にしても、消えて無くなったか、流行ってた頃に若者が大量に入社して、今は社内じいさんばかりになってしまってる。

*********************
財団法人労務行政研究所の調査によれば、民間企業の社員が使い込みをした場合、8割の企業が懲戒解雇をし、重要機密を漏らしたり売上金を私的に流用すれば6割の企業が、独断の企業が、独断の取引で会社に1億円の損害を与えたり取引先から個人的に謝礼を受け取れば4割の企業が、社員を懲戒解雇するという。また、2週間以上無断欠勤が続けば解雇してよいと、労働基準監督署では通達を出している。
*******************(上記「独身手当」より)

公務員では、まずこんなことはあり得ないよね。
議員も、いつの間にヤラ復活してくるし・・・・(爆)

まぁ、議員、公務員でも、このくらいの厳しさが求められて当たり前だと思うのだが・・・・・

税金を使ってるんだから、それ以上か(爆)







さて、ボクの言ってることはムチャクチャ?



かもしれません。



でも、国債発行し放題(だいたい国民に無許可で、国民の金借り放題!って、どゆこと?)、無駄遣いし放題の人たちも、

自分の家に帰れば、収入の限られた人なら、

そんなことしないでしょ?



返す当てもないのに、借金し放題で、必要のないモノに使い放題、・・・・・なんて



もっとも、今は、一般人は年収の1/3以上は借りられませんけど・・・・



どうか、一人でも、まともな精神でお仕事される議員さんやお役人さんが増えることを願ってやまない一人です。





そう言うボクも、まっさらな状態で社会に飛び出した時に、そう言う環境にいたら、そんなことに何の疑問も感じなくなってしまうかもしれない。





という、一国民ですが・・・・

オリンピックで金を目指す片手間に国会議員をやる、と公言してる人間を

立候補させる政治家も政治家だが

それに投票する国民も国民だ。


町会議員とかではよくある話しだけど(爆)




と、いつもの、支離滅裂文章(今回は特に、頭に血が上ってるんで(爆))。






いつものように、反対意見はご自由にお書き込みください。







最後にコレを

借金カウンター

んじゃ ('・c_・` ;)/~~~


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posted by ShimaQ at 09:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | 世の中