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2009年06月08日

 
 
 
本を読む。






でも、あまり、小説は読まない。







小学校の時は、図書室のSF小説を読み漁ったころもあった。






中学高校では、少々、武者小路実篤とか夏目漱石とか・・・・・・







社会人になってからは、とんと・・・・・






「1Q84」


「あいきゅう・はちじゅうよん」かと思ったら、「いちきゅうはちよん」らしい・・・・



たいそうらしい。

村上春樹
の小説。








昨日、試験の帰りに、屋に寄ってみた。


ちなみに、昨日の試験、自己採点で86点(60点で合格)、1次は突破間違いない。








案の定、1Q84、売り切れだ。



で、店内をブララと・・・・




入り口近くに積みされた薄い文庫本

「思考の整理学」

帯に
「東大・京大で1番読まれた本」と書いてある。




思考の生理学東大・京大はどうでもいいんだが、目次を見ると・・・


なにやら、科学っぽいエッセイの匂い



さきほど、小説は読まないと書いたが、ボクはどんな本を読んできたかというと・・・



30才過ぎから

「自己啓発」「成功本」などのビジネス書。インドや中国の「東洋医学」関連や、「精神世界」関連本

宇宙や動物生態学・進化学などの科学エッセイ・・・・・




最近では、科学エッセイがおもしろい。

(“エッセイ”というところが、小難しくなくて良い)







で、この本。


自然科学とは、ちょっと離れているが、結構おもしろい。


さわりだけ・・・・・

ところで、学校の生徒は、先生と教科書にひっぱられて勉強する。自学自習ということばこそあるけれども、独力で知識を得るのではたい。いわぱグラィダーのようなものだ。自力では飛び上がることはできない。
グライダーと飛行機は遠くからみると、似ている。空を飛ぶのも同じで、グライダーが音もなく優雅に滑空しているさまは、飛行機よりもむしろ美しいくらいだ。ただ、悲しいかな、自力で飛ぶことができない。

〜 中略 〜

優等生はグライダーとして優秀なのである。
飛べそうではないか、ひとつ飛んでみろ、などと言われても困る。指導するものがあってのグラィダーである。
人問には、グライダー能力と飛行機能力とがある。受動的に知識を得るのが前者、自分でものごとを発明、発見するのが後者である。両者はひとりの人問の中に同居している。グライダー能力をまったく欠いていては、基本的知識すら習得できない。何も知らないで、独力で飛ぽうとすれぱ、どんな事故になるかわからない。

しかし、現実には、グライダー能力が圧倒的で、飛行機能力はまるでなし、という"優秀な"人間がたくさんいることもたしかで、しかも、そういう人も"翔べる"という評価を受けているのである。


おぉ、日本の教育の問題点がココにある。


小さい頃から、人と違うことを考えるのが好きだったボクは、学校での勉強は本当に窮屈なモノだった。


一つの法則で、一つの答えを導き出す数学などは好きだったが、感じ方まで一つに決めてしまうかのような国語などはどうも・・・


それと、タダ覚えるだけの歴史とか・・・・・
(尤も、最近のテレビ番組で、覚えるだけでない歴史のおもしろさに目覚めたが・・・)








で、最近挑戦している「資格試験の勉強」

これなんぞ、グライダーにも及ばない、ただの合格の手法の訓練であって、勉学などとは及びもしない作業だ。





まぁ、致し方ない。勉強ぢゃなくて、手段だからね、仕事の。








この章の最後の文章に、ッとした


グライダー専業では安心していられないのは、コンピューターという飛び抜けて優秀なグライダー能力のもち主があらわれたからである。自分で翔べない人問はコンピューターに仕事をうばわれる。






実は、これ。


パソコンが出てきてからと言うモノ、いつも考えていたことで、近いウチにこのブログで書こうと思っていたことである。






この著書、1983年の執筆。


帯にも書いてあるが

『もっと若いときに読んでいれば・・・・・』

今日も、この先を読もう。

んじゃ “〆(°_°*) /~~~


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posted by ShimaQ at 23:11 | Comment(5) | TrackBack(0) | ShimaQのこんなこと