昨日のことなんですが、
(↑最近このパターンが多い)
“吉本興業の元取締役”木村政雄氏の講演を聞いてきた。
非常に楽しく、ためになる話を聞かせていただいた。
まっ、その話は置いといて(置いとくのかよ!?)
33年間勤めたという吉本興業の話は、やはりおもしろい。
250人いるタレントさんのうち15人(だったかな?)は年収1億円を超えるそうだ。
売れれば稼げる!(でも売れないと年収10万円くらいとか...)
この木村さん、あるタレントに年収を抜かれた時だけはショックだったそうだ。
そのタレントとは、
ジミー大西!!!
「よく聞かれるんですが
『ジミー大西って、ホントにアホなんですか?』
ホントウにアホなんです。」場内(爆)

何でも、点滴中に彼女から電話があって、
すぐに会いに行きたくて、
半分残っていた点滴を 飲み干して、
出かけていったそうです。
この“頭脳”では、サラリーマンや経営者などの“普通の仕事”はまず無理でしょう。
そんなジミーちゃんですが
絵の才能が見いだされて、今や画家として成功されているのは有名な話です。
人間どんな才能があるかわかりません。
それを、周りの型にはめて、他人の敷いたレールの上を歩かせることはない。
ボクが以前、家庭教師をしていた男の子(当時、高校2〜3年生)
あまり(と言うか完全に)勉強がお得意ではないし、お好きでない。
でも、母親は、大学の推薦入学を取るために
「理解なんかしてなくて良い、とにかく反復練習で、今度の試験で良い点を取らせてくれ」
と。
ボクは、
「そんなことより“生きていく上でもっと大事なこと”があるから、それを教えていきたい」(彼のおじいさんも同意見)
というようなことを言ったが、全く聞く耳を持たない。
結果的に、思いの外、試験の成績が良く、とある大学の推薦を取ったのだが....
彼が大学に入ってからは、彼とは会っていないが
漏れ伝え聞くところに依ると
母親(元地方公務員)は公務員試験を受けさせ(残念な結果に終わったらしい)、
一旦、民間企業に就職するも、やはり半年で退職し、
今は公務員試験のための予備校に行かせているらしい。
また、就職に必要だからと、本人が希望しないのに運転免許の合宿に参加させたり....
ハッキリ言って、彼にそのような仕事は向かない。
きっと、他に彼の得意な(好きなと言っても良いかな)分野、仕事があると思うのだが。
親はナントしても、将来安定な公務員(それ自体幻想なのだが)というレールの上を歩かせたいようだ。
(24才になる本人の希望など、完全無視!)
ボクのことを言えば、こういう親の下ではなく、
何でも好きにやらせてくれた親の下に生まれて大感謝である。
大笑いした講演会からの帰りに、ふと思った次第です.....
んじゃ (^_-)☆ /~~~
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